2008年04月17日

1900年代初頭のブランデー

P1030446.JPG・Cognac Grands Reserve Edouard Z Denis Mounie 1920s

ドゥニ・ムニエ社は、1838年、ジャルナック町の葡萄園オーナー2人、ジュスタン・ドゥニと、アンリ・ムニエが

共同で興したコニャック業社。1847年3月、同社の瓶詰めコニャック100ケースがイギリスに輸出されました。

イギリスに瓶詰めのコニャックが送られたのはこれが最初だといわれております。

1908年、ドゥニ・ムニエは、エドワード7世によってコニャックとしては初めて、イギリス王室御用達に指定されます。

エドワード7世は、皇太子時代からこのコニャックに親しんでおり、それ以来、現在までこのコニャックは代々

の英国王室御用達の品となっております。エリザベス女王の訪仏の際に、ときのコティ大統領は食後酒に

このドゥニ・ムニエ・コニャックを用意しました。王室とこのコニャックとの長く深い交際を知っているフランス側の

粋な計らいでした。同家は自家蒸留をしていない。各地で蒸留されたコニャック新酒を、利き酒のうえ

購入し、特製のホワイト・オーク樽で長期熟成の後、ブレンドして製品化するいわゆるボトラーズ。

エクストラはグラン・シャンパーニュ規格品で、平均40年熟成のハイ・グレード品。

今回入荷の1920年代と言うことは、きっと英国御用達をいただいた頃に近いもの。

エドワード7世はこんな味わいを楽しんでいたのかもしれませんね。

梅酒を連想させるような香りと、まだまだ生命力を
感じるボリューム。

とは言え、比較的手ごろな値段で楽しめるのも魅力的ですね。

posted by ちゅん at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ブランデー